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INSTRUMENTS & BOWS

Collection

国籍や製作者の知名度にとらわれず、
品質はもちろん、音と弾き心地を重視して選定しています。

楽器と書物に囲まれた落ち着いたサロンで、一挺ずつ、ゆっくりと比較・試奏いただけます。

Ludwig Glaesel

制作者名

Ludwig Glaesel

制作年

1909年

説明

Ludwig Glaesel
Germany, 1909
Stradivari Copy

Ludwig Glaeselの名は、19世紀から20世紀にかけてドイツ・ザクセン地方の弦楽器製作を支えた、Markneukirchenの製作家一族の中に見ることができます。

Ludwig Glaesel jr.(1842–1931)はMarkneukirchenに生まれ、製作家であった父のもとで修業したのち、若くしてBerlinへ移り、1860年代にはC. C. L. Grimmの工房で経験を積みました。その後Markneukirchenへ戻り、1867年に独立。1882年には自身の楽器商を設立し、製作から販売までを手掛けるようになります。

数ある製品の中でも、とりわけ評価されたのが、良質な材料を用いて製作された上位のStradivariモデルでした。製作者としてだけでなく、Vogtland地方の弦楽器産業やヴァイオリン製作について著作を残しており、当時のMarkneukirchenを代表する製作家の一人として位置づけられています。

同家では次世代にも製作が引き継がれ、Ludwig Glaesel II(1872–1941)はBerlinで経験を積み、1899年にBerlin-Charlottenburgで独立した後、Markneukirchenへ活動の場を移しました。

本器は1909年製のStradivariモデル。
美しい杢を持つ一枚板の裏板が印象的で、端正なモデルと落ち着きのあるニスの表情からも、20世紀初頭の上質なドイツ製ヴァイオリンらしい品格を感じさせます。

音には、しっかりとしたパワーと奥行きがあります。

単に音量が大きいのではなく、音の芯に厚みがあり、その周囲に十分な響きを伴うことで、立体感のある鳴り方をします。強く弾いた際にも音が平面的になりにくく、楽器の内側にまだ余裕を残しながら、前へしっかりと音を届けられる感覚があります。

そして本器の魅力は、こうした演奏性能を持ちながらも、価格がモダンイタリアンは勿論、現代の著名なイタリア製ヴァイオリンの水準まで上がっていないことにもあります。

もちろん、モダンイタリアンや現代イタリアの優れた製作家には、それぞれに高い技術と魅力があります。一方でヴァイオリンの価値を国籍や現在の市場評価だけでなく、実際に弾いたときの音と演奏性から見直したとき、ドイツやフランスをはじめとする優れた楽器の中に、非常に興味深い選択肢が残されていることも事実です。

本器は、そのことを分かりやすく感じさせてくれる一本。

同等の演奏性能を求めた場合、現代の著名な製作者による楽器では数倍の価格となることも珍しくありません。産地やブランドネームではなく、実際に弾いたときに得られるものに対して価格を考える――Guarneri Violinsが大切にしている選定基準を体現する楽器のひとつです。

Maker Ludwig Glaesel
Origin Germany
Year  1909
Model Stradivari
Body Length 355mm
Price Range ¥¥2,000,000~2,999,999

By Appointment Only

完全予約制

気になる一挺を、
実際に試奏する。

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