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INSTRUMENTS & BOWS

Collection

国籍や製作者の知名度にとらわれず、
品質はもちろん、音と弾き心地を重視して選定しています。

楽器と書物に囲まれた落ち着いたサロンで、一挺ずつ、ゆっくりと比較・試奏いただけます。

Vladimir Pilar

制作者名

Vladimir Pilar

制作年

1995年

説明

Vladimir Pilar
Hradec Králové, 1995
Stradivari Model

Vladimír Pilař(1926–2008)は、20世紀チェコを代表するヴァイオリン製作家の一人です。

Hradec Královéに生まれ、父Karel Pilařのもとでヴァイオリン製作を学びました。自身も演奏経験を持ち、製作家であると同時に、演奏する側の感覚にも深く通じた人物でした。

その名を国際的に知らしめたのが、1962年のHenryk Wieniawski国際ヴァイオリン製作コンクールです。

Pilařは同コンクールで第1位を受賞し、その後は審査員を務める側へと進みました。製作家として高く評価されるだけでなく、後進の作品を評価する立場まで担ったことは、彼が同時代のヨーロッパ製作界でどれほど確かな位置にいたかを物語っています。

本器は、そのVladimir Pilarによる1995年製のStradivari Modelです。

製作を学び始めてから半世紀以上。若き日のコンクール作品とは異なり、長い経験の先に生まれた一本です。

整った造形、落ち着いた佇まい、そして楽器全体に感じられる完成度には、長年製作を続けてきた作家ならではの迷いのなさがあります。

さらに、この個体は製作されてから約30年にわたり、実際にヴァイオリニストによって弾き込まれてきました。

新作のヴァイオリンには、新作にしかない鮮度があります。

一方で本器には、時間を経たことでしか生まれない落ち着きと、長年演奏されてきた楽器ならではの自然なまとまりがあります。

音はすでに十分にこなれており、硬さだけが先行することなく、響きが無理なく立ち上がる。弾いた瞬間に楽器全体がひとつにまとまり、音が自然に前へと出ていく感覚があります。

単に「よく鳴る新作」の延長線上ではなく、優れた製作に、30年という時間と演奏の蓄積が加わった楽器です。

Vladimir Pilarという名前は、現在の市場において、現代イタリアの著名製作家ほど広く一般に知られているわけではありません。

しかし、その経歴と国際的な実績を見れば、この製作家を知る人が高く評価する理由は明確です。

製作者の国籍や現在の知名度だけではなく、製作家としての実績と、実際に弾いたときに得られるものから楽器を選ぶ。

その価値観で見たとき、Pilařは今なお非常に興味深い存在です。

そして本器は、その高い製作技術に、30年という時間が加わった一本。

名前だけではなく、音そのものに価値を感じていただきたい楽器です。

ぜひ店頭にて、その違いをお確かめください。

Maker Vladimir Pilar
Origin Czech Republic
Year  1995
Model Stradivari
Body Length  mm
Price Upon Request

By Appointment Only

完全予約制

気になる一挺を、
実際に試奏する。

平日 18:00 ~ 22:00 /
土日祝 11:00 ~ 18:00
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